bjとJBLの違いについて

あやりんママ

2007年02月10日 16:42

こんにちは、あやりんママです。

新しいデザインを見つけたので、背景を変えてみました。
青いお花なんですが・・・わかります?
私、以前園芸店に勤めていた事があるので、
園芸関係結構詳しいんですよ。
機会があったら、その辺の話もしようかなぁ・・・。


            



bjリーグとJBLのいきさつを前に書いたんですが、
内容的にどう違うの?って言われたので、
…運営方式も違うんですけど、今日はそっちじゃなくて、
選手やチームとして見た面での違う点を、
簡単に(笑)…ですが書きます。

やっぱり一番大きいものは年俸について…ですね。
bjリーグはサラリーキャップ制を導入しています。
その為保有選手数は15人以内にしています。

これは選手の年俸総額に上限を設けているもので、
それによって各チーム間の出来る限りの戦力均衡を図ろうとするものです。
上限を定めているために外国人枠というものがありません。

bjコミッショナーの河内さんの考え方としては、
サラリーキャップによるチームごとの戦力均衡化の為、
外国人だけのチームというのもおもしろい…という考えのようです。

今の所、ブームで終わらせない為にも、
飛びぬけたスーパースターは将来的には欲しいが、
かき集めるような事はしたくないという考えらしいですね。

また戦力均衡のため、フリーエージェント権というものもあります。
これも利用する選手が将来的に出てくるのかな…。

ただbjの欠点としてはまだサラリーキャップの上限額が安いため、
JBLの選手に比べて賃金も安いし、基本は1年契約。
実業団という保険もないので、将来不安…というのがあります。

今年卒業予定でインカレなどで活躍した選手も、
大半がJBLに内定している現状です。
…なかなかリスクのあるbjに入って活躍しようっていうのは、
かなり勇気がいることなのかもしれません…

でもサラリーキャップの金額の上限は、今後運営が上手くいけば、
一番に変化してもらいたいと思います。

それに対してJBLは12人以上16人以内、外国人選手は2人までで、
同時試合出場枠は1人まで(例外あり)と決まっています。
サラリーキャップという枠もありません。

ただ、各々の実業団との契約になるため、プロのような契約の人もいれば、
会社員としての仕事っていうものがあります。
将来的な保険でもある分、若い選手たちからすれば、
バスケだけに集中したいという思いがあってbjに来る選手もいるそうです。

次にあまり知られていませんが、bjの場合、
国の代表になった場合は、第一にそちらを優先にするという点。
JBLは社員意識が強いため、代表合宿や試合が重なった場合、
公式戦を優先されたりする場合が多い(これって野球などでもそうですが…)のですが、
bjは代表を優先させる考えだそうです。

ただし…これはいろんないきさつがあるので、
現実的にこうなるのはまだまだ先のことになりそうです。

競技ルールはJBLはFIBAルールを採用。
bjは基本はFIBAルールですが、一部NBAルールや独自ルールもあります。

チーム名についてはbjは企業名は認めず、地域名+ニックネームですが、
JBLはスーパーリーグからの参加に限り暫定的に企業チームを認めています。

あとは試合形式がbjがホーム&アウェーに対して、
JBLはホーム2・アウェー2・中立地1と地域密着性はbjの方があります。

トライアウトについては、bjは一次、二次選考があり、
16歳以上の男子でプロ契約希望なら誰でも受験可能ですが、
JBLの場合は日本国籍を保持して、原則として全国大会参加経験者などとするそうです。
なので、うずもれていた選手を見つけると言う意味合いでは、
bjの方が…と思います。


…こんな感じです。
もっといろいろあるんですが、大まかです…すみません
でもbjにはもっともっと改良する点があり、JBLの方もbjを見習う点もあります。

日本のバスケが発展する為には、お互い日々成長しながらもまだまだ努力が必要ですね。

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